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医者と看護師どっちがいい?6つの違いと進路を決める3つの決めてを紹介

看護師

病気の人や、おじいちゃんおばあちゃんために医療系で働きたいという、高い志をもった学生さんはたくさんいますよね。

医療系を目指している学生さんが悩むところは、医者と看護師どっちになればいいの?というところではないでしょうか。

もちろん一度社会人を経て、もう一度医療系をチャレンジしようと考える人も多くいると思います。

せっかく目指すなら、自分の理想に合った職業を目指したいですよね。

人助けをしたいと思っている人、自立した大人になりたいから医療系を目指す人など様々な理由がありますが、実際目指すなら医者と看護師どっちがいいのでしょうか?

ナース歴15年の経験から、医者と看護師どっちがいいのか3つの決めてを紹介しますので、どっちが自分に合っているのかを考えてみましょう。

医者と看護師どっちがいい?みんなの意見は?

医者と看護師、みんなはどっちがいいと思っているのでしょうか?

  • 看護師がいい意見
  • 医者がいい意見
  • どっちもいい意見

それぞれ見ていきましょう。

看護師がいい意見

わたし
わたし

注射がうまいのは看護師という意見。注射してる回数が看護師の方が多いからでしょうね。

わたし
わたし

命に関わっていると感じているのは、看護師という意見ですね。

わたし
わたし

看護師の仕事は幅が広く、医者よりも優秀な看護師が多いと感じる人もいるようです。

看護師がいい意見
  • 看護師は命に関わる場面が多い
  • 看護師は注射が上手
  • 医者より優秀な看護師は多い
  • 看護師の仕事の幅は広い

医者がいい意見

わたし
わたし

看護師は医者の指示のもと動きます

わたし
わたし

医者は現場で調べ物をスマホでできるそう。確かに医者はよくパソコンやスマホで調べてる。

わたし
わたし

給料は断然医者がいい。もちろん責任も。

医者がいい意見
  • 医者が指示を出すことで看護師は動く
  • 医者はスマホで調べものができる
  • 給料が高い
  • 責任が重い

どっちもいい意見

わたし
わたし

看護師は患者さんの近くにいるため、異変を察知し医者に報告することで、医者が素早く対応できる!

わたし
わたし

医者と看護師、それぞれ助け合って患者さんを救っているんだよ。

どっちもいい意見
  • 医者と看護師それぞれが役割分担することで成り立っている

医者と看護師の6つの違い

医者と看護師の違いは、

  • 仕事内容の違い
  • 医者と看護師になるまでの違い
  • 給料とキャリアの違い
  • ワークライフバランスの違い
  • 人間関係とやりがいの違い
  • パーソナリティや適性の違い

の6つがありますので、詳しく見ていきましょう。

仕事内容の違い

医者と看護師の違いで、一番気になる部分が仕事内容の違いですよね。

医者と看護師それぞれの仕事を見てみましょう。

医者

1.診察と診断

  • 医者は患者さんの病気やけがを診察し、原因を見つけます。
  • 診察室で患者さんの話を聞き、体をチェックして診断を行います。

2.治療の計画

  • 診断結果に基づいて、治療方法を決めます。
  • 薬を処方したり、手術を計画したりします。

3.手術や治療

  • 必要に応じて手術を行い、患者さんの病気やけがを治します。
  • 手術後の経過を観察し、必要な指示を出します。

看護師

1.患者の療養上の世話

  • 看護師は病院やクリニックで働き、患者さんの日々のケアを担当します。
  • 体温や血圧を測ったり、薬を飲ませたり、傷の手当をしたりします。

2.患者とのコミュニケーション

  • 患者さんやその家族と話して、安心させたり、ケアの説明をしたりします。
  • 患者さんの気持ちや状態をよく聞き、医者に伝えます。

3.医者のサポート

  • 医者が診察や手術をする際にサポートします。
  • 必要な道具を用意したり、手術の後のケアを行ったりします。
仕事内容の違い
  • 医者:患者さんの診察や治療を担当し、病気やけがを治します。
  • 看護師:患者さんの日常のケアを行い、医者をサポートします。

医者と看護師になるまでの違い

医者になるか看護師になるかで、何をどの程度勉強しなければいけないかが変わってきます。

医者になるまで

1.高校

  • 理系の科目(数学、化学、生物学、物理学)をしっかり学び、大学入試に備えます。

2.大学の医学部(6年間)

  • 前半(1~3年): 基礎医学(解剖学、生理学、薬理学など)を学びます。
  • 後半(4~6年): 臨床医学(内科、外科、小児科など)を学び、病院での実習も行います。

3.医師国家試験

  • 大学卒業後に医師国家試験を受け、合格すると医師免許を取得できます。

4.初期臨床研修(2年間)

  • 医師免許を取得した後、病院で初期臨床研修を受けます。この期間に多くの科を経験し、実践的なスキルを身につけます。

5.専門研修(3~5年間)

  • 初期研修を終えた後、自分の専門分野(内科、外科、産婦人科など)を選び、さらに研修を続けます。

看護師になるまで

1.看護学校または看護大学(3~4年間)

  • 看護専門学校(3年間)基礎看護学や臨床看護学を学び、病院での実習も行います。
  • 看護大学(4年間):看護学をより深く学び、リーダーシップや研究のスキルも身につけます。

2.看護師国家試験

  • 学校卒業後に看護師国家試験を受け、合格すると看護師免許を取得できます。

3.看護師国家試験

  • 看護師として病院やクリニックに就職し、実務経験を積みます。
  • 専門看護師や認定看護師になるための専門的な看護分野に進む場合は、さらに追加の教育が必要になります。
わたし
わたし

私は准看護学校2年、正看護師の専門学校に3年の計5年かけて正看護師免許を取得しました。

准看護師免許ととって何年か働いた後に、通信で正看護師が取得できる制度もありますよ。

教育とトレーニングの違い
  • 医者:大学の医学部で6年間学び、国家試験に合格した後、初期臨床研修と専門研修を経て専門医になる。
  • 看護師:看護学校や看護大学で3~4年間学び、国家試験に合格した後、病院で働きながら実務経験を積む。

給料とキャリアの違い

給料が全てではありませんが、自分の人生設計をするにあたって重要な項目ですよね。

医者

医者はキャリアによっても違うでしょうが、給料が良いイメージがありますよね。

実際はどうなのでしょうか。

給料
  • 初期研修医:給料は他の職種と比べてやや低めで、月給約30万~40万円程度です。
  • 専門医資格:科や病院の規模によっても異なり、月給50万~100万円以上が一般的です。
  • 開業医: 経営に関するリスクやコストも伴いますが、成功すれば年収1000万円以上も可能です。
キャリア
  • 初期臨床研修(2年間): 基礎的な臨床スキルを習得。
  • 専門研修(3~5年間): 自分の専門分野を選び、専門医資格を取得。
  • 専門医として勤務: 専門医として病院やクリニックで働く。
  • 開業: 経験を積んでから自分のクリニックを開業することも可能。
  • 研究や教育: 大学病院などで研究や後進の教育に携わる道もあります。

看護師

看護師は医者ほどではありませんが、給料が良いイメージがありますよね。

では、医者と比べて看護師の実際はどうなのでしょうか。

給料
  • 初任給: 看護師の初任給は一般的に安定しており、地域や病院の規模によって異なりますが、月給約25万~30万円程度です。
  • 中堅看護師: 経験により昇給があり、月給約35万~40万円程度と言われいます。
  • 役職や専門資格を取得することでさらに昇給することができます。
  • 専門看護師・認定看護師: 特定の専門分野で資格を取得すると、月給40万円以上になることもあります。
わたし
わたし

看護師の給料は病院によって違います。公立の病院は一般的に給料やボーナス、手当がしっかりしています。

キャリアパス
  • 臨床看護師: 病院やクリニックで患者のケアを担当。
  • 役職看護師: 主任や看護師長などの管理職に昇進。
  • 専門看護師・認定看護師: 特定の専門分野(救急看護、精神科看護など)の資格を取得し、専門的なケアを提供。
  • 教育・研究: 看護学校の教員や大学での研究職に就くことも可能。
  • 地域看護師・保健師: 地域社会での健康支援や保健活動に従事。
わたし
わたし

私と同じ看護学校を卒業した友人は、看護学校の先生をしていますよ。

給料とキャリアの違い
  • 医者の給料:キャリアの初期段階では給料は低め。専門医や開業医になると大幅アップ。
  • 医者のキャリア:診察・治療の責任を負う。専門医資格や開業などキャリアパスが多岐にわたる。
  • 看護師の給料:給料は安定。経験や専門資格によって昇給するが、医者と比べると限界は低め。
  • 看護師のキャリア:看護師は患者のケアを中心に、役職や専門資格、教育・研究など多様なキャリアパスがある。

ワークライフバランスの違い

医者と看護師それぞれの、仕事とプライベートを充実させるための取り組みはどうなのでしょうか。

医者

  • 医者は多くの時間を仕事に費やすことが多いです。
  • 特に研修医や専門医は、長時間労働や夜勤、緊急呼び出しが日常的です。
  • ワークライフバランスを保つのが難しい場合もあります。
わたし
わたし

一般的に外科の医者は緊急を呼び出されている印象があります。

看護師

  • シフト勤務や夜勤がありますが、勤務時間は比較的安定しています。
  • パートタイムや非常勤で働く看護師も多く、自分のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
  • 病院だけでなく、学校や企業での保健師として働くなど、さまざまな職場があるため、自分に合った環境を見つけやすいです。
ワークライフバランスの違い
  • 医者:勤務時間は不規則になりがち。特に専門医や外科医は忙しい。
  • 看護師:シフト勤務が一般的で、勤務時間は比較的安定。パートタイムや非常勤勤務が可能。

人間関係とやりがいの違い

職場の人間関係ややりがいは働く上で重要なポイントですよね。

医者や看護師の場合はどうなのか見てみましょう。

医者

  • 人間関係: 医者はチームのリーダーとして看護師や他の医療スタッフを指導する立場にあります。患者とのコミュニケーションも重要ですが、診断や治療の責任が重いため、ストレスが多いこともあります。
  • やりがい: 患者の命を救うことや病気を治すことに直接関わるやりがいは非常に大きいです。困難な症例を解決する達成感や、患者からの感謝の言葉が大きなモチベーションとなります。

看護師

  • 人間関係: 看護師は患者と密接に関わり、日常的なケアを通じて信頼関係を築きます。チームの一員として他の看護師や医療スタッフと協力することが求められます。
  • やりがい: 患者の回復を間近で見ることができ、日々のケアを通じて感謝される機会が多いです。直接的なケアの提供に対するやりがいは非常に高いです。
人間関係とやりがいの違い
  • 医者:患者の診断や治療の責任を負う。患者の命を救うことや病気を治すことに直接関わるやりがいが大きい。
  • 看護師:患者との密なコミュニケーションが求められ、直接的なケアのやりがいを感じやすい。チームの一員としての働き方が多い。

パーソナリティや適性の違い

人と接することが苦手な人が多くいる現代ですが、医者と看護師それぞれに求められるパーソナリティーは何なのでしょうか。

医者

  • 高い専門知識や診断力が求められ、プレッシャーに耐える力が必要です。
  • リーダーシップや決断力も重要で、患者の命を預かる責任感が強く求められます。
  • 科学的な思考や問題解決能力、細部への注意力が求められます。
  • ストレス管理や時間管理のスキルも重要です。
わたし
わたし

医者は看護師に比べ職場の人間関係に深く関わらないため、人との付き合い方が苦手な人にもおすすめです。

看護師

  • 患者とのコミュニケーション能力や共感力が重要です。
  • チームワークを重視し、協力的な態度が求められ、柔軟性や忍耐力も大切です。
  • 他人の感情に敏感で、優れたコミュニケーションスキルがあることが求められます。
  • 体力も必要で、状況に応じて迅速に対応する能力が求められます。
わたし
わたし

患者さんに寄り添う気持ちがあれば、だれでも看護師にはなれますよ。

パーソナリティーや適性の違い
  • 医者:高い専門知識や診断力が求められる。リーダーシップや決断力が重要。
  • 看護師:患者とのコミュニケーション能力や共感力が重要。チームワークを重視し、協力的な態度が求められる。

医者と看護師どっちがいい?3つの決めてとは?

わたし
わたし

私は、一度社会人を経験してから看護学校へ行き、公立病院に約10年勤務後に転職し、中規模病院に約5年勤めている現役ナースです。

私が経験した部署は、

  • 病棟(夜勤2交代)
  • 内科外来
  • 放射線科(IVR)
  • 化学療法室
  • 手術室

など、様々あります。

医者と看護師どっちがいい?という問いの、私の答えは、

わたし
わたし

なれるなら、医者がいい!

ですが、理由はというと、

  • 治療ができるのは医者だけ
  • 看護師業務以外の仕事がある
  • 看護師は給料が安い

などがありますので、詳しく見ていきましょう。

治療ができるのは医者だけ

わたしたちは看護師として働いていて、医者の指示のもと医療行為を行います。

看護師は医者が治療をしやすいように全力でフォローをしますが、結局は医者だけが治療をすることができるのです。

看護師として尊敬できる医者はもちろんたくさんいますが、やる気がない医者や、患者の気持ちを汲み取ってくれない医者は、悲しいけれど存在します。

そんな医者を目の前にすると、

わたし
わたし

わたしも医者になっていたら、患者さんを治療することができたのに。。。

と思い、無力さを感じることがあります。

医者を目指して勉強しなかった自分が悪いんですけどね。

看護師業務以外の仕事がある

もう一つは、看護師は病院によっては、看護師業務以外の事をしなければいけない場合があるんです。

例えば、

  • トイレ掃除
  • ごみ捨て
  • 掃除
  • 器具の洗浄

などがあり、私も看護師業務をしつつこれらを行っています。

わたし
わたし

なんで看護師なのに、看護師業務ではないこともしないといけないの?

医者がこんな業務をすることは、まずありませんよね。

わたし
わたし

中規模病院では、手術が終わった後の手術室の掃除を私たちもするのですが、手術でぐったりの後の掃除、キツイんですよ!

医者を目指して勉強しなかった自分が悪いんですけどね。

看護師は給料が安い

一般的に看護師は給料が良いイメージがありませんか?

私の場合、公立病院に勤めていた時は日本人の平均年収以上はありました。

ですが、夜勤を月に4~5回(2交代)していましたし、ストレスフルな生活をしていました。

今は中規模病院なので、仕事のストレスはかなり減りましたが、日本人の平均年収よりも給料が下がりました。

一般的に言われているのは、看護師は若いころは同年代の多職種の給料よりも良いですが、年を取るにつれて多職種の給料に追い越されていきます。

医者は責任が重い仕事ですし、ハードな仕事なので給料が良いのは当たり前だと思います。

でもやっぱり、やる気がない医者を目の前にすると、

わたし
わたし

看護師の給料もう少し増やしてよーー!

と不満も出てきてしまいます。

医者を目指して勉強しなかった自分が悪いんですけどね。

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医者と看護師どっちがいい?まとめ

個人的には、医者になれるなら医者を目指すことをおすすめしますが、看護師をおすすめしないわけではありません。

私は現在看護師として毎日やりがいを感じながら楽しく働いていますし、看護師には看護師にしかできない仕事があると思っています。

医者と看護師、それぞれの役割があって適切な医療が成り立っているんですね。

進路を迷っている学生さんや社会人のみなさん、今からなら努力次第でどちらにでもなれます。

医者は、直接患者さんを治療することができるので、患者さんに感謝されます。

看護師は、常に患者さんの近くに寄り添って、体だけでなく心のケアをすることもできます。

責任や働き方、給料などの違いは大きいですが、どちらも大事な役割なので、しっかり考えて後悔のないように進路を決めましょうね。

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