看護師になるためには、看護実習の単位は必須になります。
実習の単位が取れなければ、留年や下の学年に混じって再実習となってしまいますから、何としてでも落としたくありませんよね。
看護実習でやらかした!
やらかすかもしれない…
どうしようと焦っている方もいるでしょうか。
看護実習で、何をやらかしたら落とされてしまうのかご存知ですか?
看護実習でみんなは、どんなことをやらかしてしまったのか、何をしてしまったら落とされるのか詳しく見ていきましょう。
看護実習やらかした!やらかした私や周りの経験談を紹介!
私の周りにも看護実習でやらかした人います!
- 遅刻してしまった
- 教員との関係が悪化してしまった
- 発言しなかった
- 未完成の提出物を提出してしまった
- 休みがちになってしまった
があげられますので、みてみましょう!
遅刻してしまった
課題に追われどうしても起きれなかったりした知人は、残念ながら再履修となっていました。
バスや電車などの公共機関の遅延などはさておき、寝坊による遅刻は避けたいです。
また一度でなく度重なる遅刻は単位を落とすことにつながります。
看護師は時間管理も仕事のうちです。
また、患者さんを割り振ってもらっていたり指導者の時間を貰っているのにも関わらず、身勝手な理由での遅刻は大打撃です。
教員との関係が悪化してしまった
教員との関係悪化から、つい態度が悪くなってしまったり、休みがちになってしまった人もいました。
人間同士ですから、性格や考え方の不一致はあるでしょう。
関係悪化すると、実習にいくのはとても辛いことだと思います。
しかし、態度に出してしまったり、休んでしまうとこちらにとってマイナスとなりますから、表面上は合わせておいて実習には参加するようにしましょう。
実習後に、教員の理不尽な面などを他教員に相談する学生も多くみてきました。
ひとまず、単位を確保するためにも出来ることはやってみましょう。
発言しなかった
実際に、再履修で一緒に実習をした先輩は何も発言せずに再再履修となっていました…。
実習におけるコミュニケーションは重要です。
どの領域でも重要視されます。
教員と学生、指導者と学生、患者と学生、学生同士など、コミュニケーションがしっかりとれているかは評価する上でかかせません。
看護師はチーム医療の一員ですから、コミュニケーション力は必要不可欠です。
例えば、カンファレンスで考えを述べなかったり、催促されても発言しなかったりしないとやる気がないのかとみなされてしまうこともあります。
未完成の提出物を提出してしまった
私の通っていた看護学校では、期日までに学内のポストに課題を提出する決まりでした。
期日内に提出物が終わらず、とりあえず出せばなんとかなると思った知人は未完成のままポストへ投函。
少しでもやってれば、再提出とかにしてくれるんじゃーんなんて周りも笑い話にしていましたが、やはり見事に落とされました。
周りの人が期日までにしっかりやっているのに、やっていない人が救われるわけないんですね…
休みがちになってしまった
看護実習に行った方は承知のとおり、あの空間やあの時間は異様な雰囲気ですよね。
忙しくバタバタした病棟の隅っこで、申し訳なさそうにしている学生達をみているとあの頃を思い出します。
正直、看護実習行きたい!という人は見たことも聞いたこともありません。
病院実習に行くことができなくなった友人がいました。
こればかりは、本人にしかわからない感情があったりするものです。
体調不良などで休むのとは、訳違いますから、正当な理由がない欠席は単位を落とすことにつながります。
看護実習何をやらかしたら落とされる?
それでは、看護実習で落とされる具体的な理由は一体なんなのでしょうか。
- 態度の悪さ
- 課題の未提出
- 消極的すぎる
- インシデント・アクシデントを起こす
- 実習目標に沿わない
- 個人情報や必要書類の紛失
があげられますので、それぞれ見ていきましょう。
態度の悪さ
看護実習ではさまざまな人と関わります。
実習メンバー、教員、実習指導者やその他の看護師、看護師以外の職種(医師やリハビリなど)、患者、患者家族。
学生は指導してもらう側、そして言い方を選ばないとするのなら、患者の疾患を教材とさせてもらう部分もあります。
そこで、悪い態度を取っていたらどうなるでしょうか。
安易に想像出来ますよね。
“学ばせてもらう” という姿勢で実習に臨みましょう。
実習だけでなく、今後看護師として働くことが出来ないと判断されればもちろん落とされます。
言葉遣いや表情、態度から人間をも判断される場ですから、十分に注意しましょう。
課題の未提出
看護実習では課題が多くて辛い思いをする学生さんが多いですよね。
私も3.4年生の怒涛の実習期間は、それぞれの領域から出る課題をこなすのに苦労しました。
休日も休日ではなかった頃を思い出します…。
しかし、課題は実習の評価に大きくつながりますから必ずこなしましょう。
教員は全メンバーのやることなすこと全てを把握しきることは出来ません。
その分、実習で何を学んだのか何を実践してきたのか把握しますから、自分の学びを反映させた課題は重要です!
スケジュールをたてたり、メンバーと協力して未提出は避けましょう!
消極的すぎる
実習には積極的に臨みましょう。
看護師になると、自分の意見はしっかり言わなくてはなりませんし、起こったことを人に伝えたり、自分から行動する積極性が求められます。
命と関わるのに消極的では務まらないのは想像つきますよね?
元々、消極的な性格の人もいます!
しかし、臨床にでて実習を重ねるうちに自分から行動や発言ができるようになっていきますから心配しないでくださいね。
ここでいう消極的は、質問をしなかったり、発言をしなかったりなど学ぶ姿勢が無いことを指します。
実習では、かえって消極的なほうが目立ちますからどんどん発言や行動してみましょう!
インシデント・アクシデントを起こす
インシデントやアクシデントは減点の対象となることがほとんどです。
実習では、教員や指導者見守りの元で実施することになりますから、インシデントやアクシデントが起こることは比較的少ないです。
見守りしてもらった場面で起こったインシデントなどは、指導者にも責任があります。
しかし、例えば学生の判断で行なってしまったインシデントやアクシデントについては学生の責任でしかありませんよね。
例えば、看護師に報告や相談をせずに、トイレへ付き添いをして転倒させてしまったなど…
良かれと思ってやったことが事故につながることもあります。
必ず、報告・連絡・相談をしましょう。
実習目標に沿わない
実習前にシラバスなど配られるでしょうか?
必ずその実習における目標が提示されますから、その目標達成に向かいましょう!
小児、母性、精神など目標が同じことはないですよね。
必ずその領域ごと、実習ごとの目標を達成できていると教員に思わせましょう。
発表やレポートなどに、実習目標を入れ込みましょう!
個人情報や必要書類の紛失
病院内にある電子・紙カルテをはじめとし、病院には多大な個人情報が預けられています。
看護師は簡単に個人情報をみることが出来ますし、その個人情報をもとに看護を展開していくこともあります。
患者本人の個人情報、家族の個人情報、病院の情報…
1つでも外部に漏らすことは許されません。
看護学生は、学生という立場でありながらそういった情報を得ることになります。
プロとして情報を漏らさないようにしましょう。
外部の人間に喋ってしまうはもちろんNGです。
その他にも、皆さんが家に持ち帰ることになる資料やメモ帳も個人情報が書かれます。
電車に置き忘れた、道端で落としてしまった、外部の人間に覗き込まれてしまう。
こんなことが無いように注意してください。
信用問題に関わるので、情報が漏れたことが分かれば即刻責任を問われてしまいます。
通学中に、資料は開かないようにしましょう。
大変な看護実習、「休みたいなー」と思っちゃいますよね?看護実習を休むとどうなる?精神的な欠席や体調不良で1日だけ休む理由はどう言えばいい?の記事もチェックしてみてくださいね!
看護実習やらかした!まとめ
看護実習でやらかした学生達を私も何人かみてきました。
少し環境が違っていれば、少し何か違えば、自分もやらかす立場になりうることもあります。
やらかさない!落とされない!ためにも、念には念を入れて実習対策してくださいね!
私は要領が悪かったので、実習がたいへんなときにはバイトを休むこともありました。
また、遠い病院に通わなければならない時には、友人と近くのビジネスホテルに泊まったりしました。
出費がかなり痛かったです(泣)
皆さんは容量よく、無事に実習を乗り越えてください!
応援しています!!
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