看護実習にいき、学生がお世話になるのが指導者さんですね。
普段は看護師として働いていますが、一定の研修をうけて看護学生を導く指導をしてくれます。
いろいろな指導者がいますから、意地悪・理不尽な指導者にあたってしまう可能性もありますよね。
そんな意地悪・理不尽な指導者に好かれる方法を知っているとのと知らないのでは、看護実習の充実感が変わります。
また、無意識に指導者に嫌われる行為をしてしまっている可能性も、少なからずあるかもしれません。
せっかく看護実習に行くなら、指導者に嫌われることはせず、意地悪や理不尽をしてくる指導者も手の中で転がしちゃいましょう!
看護実習で指導者に嫌われるのはどんな人?
実際に看護実習で指導者に嫌われるのは、
- 挨拶がない
- 相槌や反応がない
- 言い訳する
- 指示されたことをやらない
- 話を聞かない
- 積極性にかける
があげられますので、理由をみていきましょう。
挨拶がない人
社会人になると基本中の基本である挨拶。
社会人である前に幼い頃から、皆さんが大人に言われて育ってきたことでもあります。
病棟にいけば「おはようございます」
指導開始してもらうなら「よろしくお願いします」
何かしてもらったら「ありがとうございます」
最低限しっかり言えるようにしましょう。
教えてもらう立場ですから、感謝の気持ちを持って実習に励みましょう。
いろいろな人と関わる看護師になって挨拶がないのは絶対NGです。
相槌や反応がない人
みなさんも誰かと話している時に、相槌や反応がないと嫌な気持ちになりますよね。
指導者も同じです。
理解したのかな?理解していないのかな?と指導者側もわからず、より良い指導ができません。
なかなか反応したり出来ない場合でも、目を合わせて相槌をうつだけでも全然印象は変わります。
目を合わせて相槌をうつだけでも全然印象は変わりますよ。
言い訳をする人
指導者は個々の学生に合わせた指導、アドバイスをするよう心がけています。
また、実習の目標をクリアするためにゴールに導いています。
指導された時に、「でも」「だって」が学生の口からでてくると残念に思います。
まずは、自分のなかに落とし込んでみましょう。
言い訳はせず、素直な心で謙虚に実習しましょう。
指示されたことをやらない人
看護実習では指導者から調べてくるように、患者さんから聞いてくるようになど指示をもらうことがあります。
それは実習をクリアするためにも関わらず、言われたことをやってこない学生も時々いるようです。
学生にいま何をやってくる必要があるのか分析して伝えているのにも関わらず、なされていないと指導者も嫌な気持ちになります。
指示されたことは、最低限のことです。必ずやりましょう!
話を聞かない人
指導者が話をしているとき、ついグループメンバーと会話をしてしまっている学生がいます。
小さい声で話していても、なんとなく看護師はわかっています。
話を聞いてないにも関わらず、あとから「わからない」「聞いていない」という態度をとられたらどんな気持ちになるか想像つきますよね。
指導者や先生の言うことは、聞き漏らさないよう集中して聞きましょう。
積極性にかける人
指導者から実習中、「やってみる?」と声をかけられることも少なくありません。
また、「どう思う?」など問われることも多いでしょう。
皆さんはそんな時、積極的に反応していますか?
せっかく学びの機会を設けているので、消極的だとやる気がないのかな…なんて思われてしまいます。
貪欲に参加するくらいでちょうどいいのです!
指導者はもちろん、やる気のある人に経験させてあげたいと思いますよね。
やる気がなくても、やる気があるように見せることが重要なんですよ。
看護実習で指導者に嫌われるのはどんな人?私の周りの体験談!
私は、現在外来と手術室看護師として働いているナースです。
看護実習も終盤になってきた頃、ある指導者さんとグループのメンバーの1人の雰囲気があまり良くないことに気づきました。
本人もそれは自覚しているようでした。
学生側の言い分は、自分のやりたい看護を伝えているのに指導者が全否定してくるとのこと。
しかし、私が指導者さんと学生のやりとりを少し聞いたところ、全否定といった感じではありませんでした。
おそらく、看護実習にも慣れてきた頃だったので、学生は自分のカラーを出した看護をしたいという気持ちが強かったのだと思います。
しかし、指導者の考える方針とそりが合わずに、素直にアドバイスを聞き入れていないようでした。
自分のやりたい看護を提案するのは素晴らしいことですが、誰かの意見を聞いたり取り入れたりすることも重要です。
その学生は、引率の先生に後々怒られていました。。
看護は1人でするものではありません。
チームで継続しておこなっていくものです!
看護の先輩である指導者の意見は、素直に聞く方がベターです。
看護実習のメンバーが最悪!どうしよう。。と不安に思っている人は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね!
看護実習で意地悪や理不尽な指導者にでも好かれる方法とは!
看護実習では、意地悪や理不尽な指導者にあたってしまう場合も考えられます。
平穏に看護実習最終日を迎えるためには、
- 挨拶・マナーをしっかりする
- 身だしなみを整える
- 積極的に行動する
- 笑顔である
- メモをとる
- 患者さんと良好な関係を築く
などの好かれる方法があげられますので、それぞれ詳しく見ていきましょう!
看護学校の教員がおかしい!理不尽だ!と不満がある人は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね!
挨拶・マナーをしっかりする
第一印象はとても大切です。
今後の関わりにとても影響します。
まずは社会に出て基本的な挨拶・マナーはしっかりしておきましょう。
言葉だけでなく、表情や声のトーンなども意識しましょう。
身だしなみを整える
看護の基本でもある身だしなみ。
不潔(汚れたユニホーム、靴、乱れた髪、濃すぎるメイクなど)の印象は患者さんにとっても気分を害しますが、一緒に働くスタッフも気分が悪いです。
ましてや教えてもらう立場です。
学生らしい爽やかな装いで実習していきましょう。
看護学生が実習のときにどんな化粧をしたらよいのか気になる人は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね!
積極的に行動する
指導者が質問をしたり、実践してみたいか問う機会も多いでしょう。
学びの機会の場を提供したのに、消極的な態度で望んでいる学生がいたらどうでしょうか?
なんでも積極的に行動することが大切です。
嫌でも、積極的に行動しているように見せることが重要です。
看護実習でやることがない!何しようと困っている人は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね!
笑顔である
理不尽で意地悪な指導者が相手だとしても、笑顔をだしていい場面では笑顔でいましょう。
仏頂面だと印象も悪いです。
愛想がいいのも社会に出てから十分強みになります。
メモをとる
逆にメモをとらないとどうでしょうか。
「さっき言ったこと覚えてる?」
「ちゃんと理解した?」
「あたしが言ったこともう一度言える?」
など意地悪な質問をされるかもしれません。
指導者が発した重要と思える内容はメモしておきましょう。
看護実習で質問が思いつかなくて困っている人は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね!
患者さんと良好な関係を築く
指導者からみると、例えあなたが学生であろうと、実習であろうと、将来看護師として一緒に働くかもしれない対象です。
この学生さんが看護師になった時には、こんな看護師になるのかな〜なんて思う時もあります。
患者さんに対して無愛想だったり適当な対応をしていれば、指導者はあなたに対して嫌な印象を抱くでしょう。
理不尽・意地悪な指導者からすれば、ツッコミどころ満載です。
あなたの人間性まで突っ込まれることもあります。
看護の基本でもある、患者さんとの関係は良好であること。
患者さんは看護師に学生さんの様子など話すこともあります。
「あの学生さんは、ちゃんと患者さんといい関係を築けているのね」と分かれば、まず意地悪なことを言ってくることはないでしょう。
看護実習つらいから休みたいけど、休んだらどうなるんだろう?と心配な人は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね!
看護実習で指導者に嫌われるのはどんな人?まとめ
看護実習では指導者との関わりは決して避けられません。
指導者のなかには意地悪や理不尽な人もいたり、波長が合うとは限りません。
そんな環境でも滞りなくクリアしたい看護実習。
好かれやすくすることは可能です!!
ポイントを押さえて好かれやすく、嫌われにくい対応をして看護実習をクリアしてしまいましょう!
社会人となって、看護師になってからも重要なポイントですからおさえておきましょうね⭐︎
コメント