看護師の給料は安いから辞めたい！割に合わない！給料あげてほしいと思ったらどうする？

看護師の皆さんは、今のお給料が安いから辞めたい！と思うことはありませんか？

私の周りにいる看護師からは

『安すぎる』『割に合わない』

と言った声がたくさん聞かれます。

実際に私も、日々人手不足の中で多重業務をしていると、割に合わないなと思うことがあります(泣)

給料が安いから辞めたいといって、転職をする同僚看護師もたくさん見てきました。

せっかく頑張っていても、給料が安いとモチベーション下がりますよね…。

生きていく上でも、仕事を続けるモチベーションとしても重要な『給料』。

看護師の中には給料をあげてほしい！！と思っている方も多と思いますが、そんな場合実際にどうしたらいいのか、解決策を見ていきましょう。

看護師の給料は安いから辞めたい！ナースはどう思ってる？

世間のナースは給料に対してどのように感じているのでしょうか？

• 看護師の給料は安いから辞めたい
• 看護師の給料は安いから辞めたいに反対

それぞれのナースの意見を調べてみましょう。

看護師の給料は安いから辞めたい意見

え、6月の給料20万なんだが？？？？？
こんなに体も心も削って夜も働いて20万？？？？？？？
馬鹿らしい、ほんと馬鹿らしいよ
なんでこんな低いの！？？？！？！？
早く辞めたい、もっと働きやすくて給料いいとこあるだろ辞めたい🥲🥲🥲

— 🈂️高住訪看Nsなのん👶🏻🍼🎀 (@aizawa_72) June 26, 2023

新人看護師のモチベーションを下げるのってやっぱり給料の低さだと思う。
こんなに責任重くて、殺伐とした空気の中で日々働いているのにこの給料！？って愕然としたはず。
そりゃ看護師辞めたいって思うし、働く気が失せるのも仕方ない。
ギリギリの精神状態で働いていることをもっとみんなわかって！

— なすぴょん@みんなのプリセプター (@_nasupyon) March 24, 2024

8割もの看護師が辞めたいと思っている💦
この数字ってヤバすぎない！？
多くは、給料と仕事量が見合っていないことに、不満を抱えている
このまま酷い労働環境が続けば、看護師がいなくなる未来が来るだろうな…

— さくら🌸看護師の自由な働き方 (@nurse_sakura39) February 14, 2024

看護師の給料は安いから辞めたいに反対意見

わたしは死んでも辞めないよ！看護師以外で食っていく術がないから辞められないよ！何があっても辞めないから給料上げてくれ！！！！！ https://t.co/Kwj1UXhk9I

— Kana (@Milky2414) December 13, 2021

看護師国試を乗り切った後、総合病院はほんとクソブラックなので（確かにそこで耐えられたらめっちゃ潰し効くんで転職困らんくなるが）病みそうになるけど、そうなったらメンタル病む前にゆるめの個人病院とかを視野に入れるんだよ。給料安いけど細く長く生きるやり方もあるよ。そして当院きてくれ

— 小日向 夏 (@natyupo) March 22, 2024

看護師以外での給料が看護師の給料を上回りそれが継続できるとなったら看護師を辞めるつもりなのですがそれは難しそうなので当分は看護師ですね😅

— 童ちゃん (@warabechan_110_) August 27, 2024

看護師の給料は安いから辞めたい！私や私の周りの意見

私や私の周りには、ずはり、

『給料は仕事量に見合ってないし安いから辞めたい』

という意見が大多数です。

情報収集のために業務開始より早く出勤し、時には昼休憩を削ることも。

そして、人手が少なかったりその日のイベントが多いと残業…。

座る時間なんてない！！という日もあり、仕事量と給料が合ってないという意見だらけ…。

患者さんに針を刺したり、胃管交換したりと国家資格ならではの仕事もありますが、医者と比較すると圧倒的な給料格差があります。

なんのための国家資格なんだろう…なんて声はよく耳にします。

ですから、給料と仕事量が見合った職場に転職しようと転職サイトに登録している仲間はかなり多い印象です。

みなさんの周りはどうですか？

看護師の給料は安いから辞めたい！割に合わないと思う理由は何？

給料が割に合わないと思う理由は次の8点があげられます。

• 残業が多い(前残業も含む)
• 1人あたりの仕事量が多い
• 責任が重い
• 重労働で体力をつかう
• なかなか昇給チャンスがない
• 他職業との差がない
• モンスターペイシェントの対応
• 常に板挟みで働いている

それぞれ理由を含めてみていきましょう。

残業が多い(前残業も含む)

看護師は1日で何人も受け持ちをします。

夜勤となると倍以上の人数を受け持ちますよね。

内服や点滴、その日のイベント、医師に確認すること、準備しておかなくてはいけないこと…

数えたらきりがないですが、責任をもって受け持つ必要があるため情報収集から仕事は始まります。

ですから、朝早く病棟に行きパソコンを開いて情報収集をする人もいるでしょう。

実際に私の勤務した病棟で、前残業を無くそうと試みた期間がありました。

結局、事前に情報収集しないと仕事が進まなかったのでこの試みも自然と終わりました(泣)

そして、看護師は残業ある方も多いでしょう。

患者さんのケアや処置優先ですから、その日の記録が終わっていなかったりすると、疲労感たっぷりのなかパソコンと睨めっこですよね。

次の日も日勤だったりすると、疲労が蓄積します…。

私の経験をもう一つお話しすると、

なんて言われて、

と、びっくりしたことがあります。

残業代つかないために、私に配慮してくれたからでしょうが、

と思った経験があります。

1人あたりの仕事量が多い

各病院や病棟により、システムの違いはありますが多くの看護師が仕事量の多さと給料が割に合わないと感じるようです。

1人が担当する患者さんの数も多く、本来やりたいケアに時間が割けないことも多いですよね。

患者さんの身の回りのことだけではなく、

• 入退院
• 家族対応
• 内服薬や点滴のオーダー確認
• 医師やその他職種との橋渡し

などさまざまです。

私ももっと患者さんに関わる時間がほしいなぁと感じることがありました。

責任が重い

患者さんのお世話(トイレ誘導や着替えなど)から、針を刺したり痰を吸引したり、時には心臓マッサージをしたりといろいろな役割がある看護師。

一歩間違えれば患者さんの命を奪いかねない仕事もするなかで、給料は低い。

医者と比較するとかなり差があります。

重労働で体力をつかう

ベッドから車椅子、ストレッチャーからベッドへの移乗。

自分の身体を駆使して、自分より大きな患者さんの移乗をすることもあります。

腰痛持ちや身体にサポーター、湿布をつけている看護師も少なくありません。

なかなか注目されることはありませんが、一日中歩き回り、そういった移乗もしたりと重労働です。

なかなか昇給チャンスがない

看護師はなかなか昇給チャンスがありません。

病院にはたくさんの看護師が働いており、役職に就きづらいことも一因となっています。

また、勤続年数が多くないとそのチャンスもなかなかありません。

一方で資格をとれば…という考えもありますが、資格をとるにも勤続年数がある程度なくてはならなかったりもします。

最近びっくりしたことがあります。

それは、看護師研修を受けるにも、ものによっては莫大な金額がかかるんですよね。

これが自費っていうんだから、考えものですよね。

他職業との差がない

国家資格である看護師免許。

例えば子供ができてパートとして働くことになると、収入が半分になる方も多いのです。

学生のバイト代とほとんど変わらないじゃない！！といった声もよく聞かれるほどです。

1歳の子供がいてもフルタイムで看護師ができるか悩んでいる人は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね！

モンスターペイシェントの対応

患者さんやその家族のなかには理不尽なことでクレームや行動をおこす方もいます。

面会禁止であっても、看護師に隠れて来棟する家族がいたり、自分だけ特別に接して欲しいと要求する患者さんがいたりもします。

なかには手をあげてくる患者さんもいますよね。

世間では犯罪となることが、病院内では許されてしまう現象に悩む看護師も多いでしょう。

常に板挟みで働いている

先輩・後輩だけではなく、医者、リハビリ職、ケースワーカー、事務職、患者やその家族。

常に患者さんの身近にいる看護師は、いろいろな人間の板挟みとなり働いています。

時にはそれぞれからクレームや注文が入り、なかなかストレスのかかる立場です。

また、医者に言いたくてもなかなか言いづらいため看護師に中間役になってほしいという他医療職種もあります。

看護師の給料は安いから辞めたい！実際の給料は多職種と比べてどう？

院内では看護師以外にも多くの医療職種のスタッフが働いています。

実際の給料は多職種と比較するとどうなのかご存知ですか？

厚生労働相が令和5年賃金構造基本統計調査をだしています。

賃金構造上位から順に
医師
放射線技師
臨床検査技師
看護師
リハビリ職

医師がダントツでトップですが、その他の職種だとどうでしょう。

なんと診療放射線技師、臨床検査技師、ついで看護師という順番になっています⭐︎

看護師いいほうなんだ〜と感じる方もいるかもしれません。

というのも、看護師の収入の幅はかなり広いのです。

職場や働き方、分野によってかなり異なりますよね。

またリハビリ職は夜勤自体がないことも多く、夜勤が日常である看護師と比較するとかなり差がでます。

看護師のワーママは仕事が辛いから働き方を考えたいという人は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね！

看護師の給料は安いから辞めたい！給料あげてほしい時はどうする？

それでは給料をあげてほしい時どうしたらよいのでしょうか。

• 転職活動
• 働き方を相談する
• 資格取得を試みる
• トラベルナース
• 夜勤を増やしてもらう
• 管理職を目指す

があげられますので、それぞれみてみましょう。

転職活動をする

手っ取り早い方法が転職活動です。

エージェントを使って転職活動する方も増えてきています。

希望の給料など自分が大切にしたいと条件で転職先の候補をみつけてもらえるので、安心ですね。

また、一度看護師として働いてみて自分が大切にしたいと条件がなんとなく分かった頃に転職活動するとなお良いでしょう！

病院、クリニック、施設、美容、訪問、企業など看護師にはさまざまな進路があります。

仕事内容と給料、責任の重さと給料、など自分が見合うなと思うバランスの取れた進路を選択したいです。

年間44万人が利用する看護師転職サイト『ナースJJ』

働き方を相談する

夜勤を増やすという手もありますが、看護師不足のいま、何時から何時までと自分の希望で働ける職場も増えているようです。

また、夜勤をなくし日勤のみにしたり逆に夜勤専門として働くことができる場合もあります。

資格取得を試みる

認定や専門といった、さらに上の高みを目指すと手当がつく場合もあります。

さらに、自分の地位を確立しやすく管理職や上位の地位に上り詰めやすいです。

自分の　”好き” “興味がある” を給料へ反映させることができるのはモチベーションアップにもつながります！

さらに職場を変えたあとも、自分のスキルとして武器になるのがメリットですね。

トラベルナースになる

みなさん、トラベルナースという言葉は聞いたことありますか？

最近ではドラマでも放送されました。

勤務先を一定期間ごとに変えて赴任する看護師のことです。

気持ち的にもその職場での終わりが見えているので、比較的気持ちは楽だという看護師も多いようです。

わたしもトラベルナースの経験がありますが、短期間であるためボーナスがありませんでした。

引越しが伴ってもいいよという方は、自分の好きな地(都会、田舎問わず)で活躍できます！

赴任先などにもよると思うので、すり合わせが重要になります。

給料アップを目指すならナースジョブ

夜勤を増やしてもらう

看護師は夜勤で稼ぐと言っても過言ではないでしょう。

それでも、拘束時間の長い夜勤に対しての給料の低さは疑問に感じます(泣)

ただ、人によっては夜勤の方が好き！という人もよく聞きますから、夜勤が苦痛でなければ積極的にいれると給料アップのチャンスです。

管理職を目指す

管理職は昇給しやすく、また役職手当がつきます。

しかし、多くの看護師をたばねる看護職での管理職は狭き門です。

病棟に30人看護師がいても、主任や師長は一人か二人ですよね。

仕事や責任は倍増ですので、給料がいいからといって管理職になるもの考え物です。

看護師の給料は安いから辞めたい！まとめ

看護師の給料は割に合わない！！

と世間の看護師からは声があがっています。

しかし、現状よりも高収入を目指すことも可能ではあるんです。

働き方を変えてみたり、分野を変えてみたり行動を起こすことが大切です。

また、資格取得や管理職など勉強をして自分の可能性を広げることもできます。

将来どんな看護師になりたいか見据えながらも、割に合った給料をもらうことで自分の理想の生活に近づけるといいですよね！

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