看護師の仕事には色々なものがありますね。
針の留置、点滴投与、胃管挿入、スキンテアの処置などの専門性の高いもの。
それから、食事介助や内服投与、清拭や入浴介助、そしてオムツ交換などの身の回りのお世話。
看護師がやる業務内容って本当に多いですよね。
そのなかでも、断トツで看護業務の中でおむつ交換は人気がない業務です…。
排泄物ですからもちろん汚れや臭いがあります。
寝たきりの方のおむつ交換では、かなり労力も使うため、数人交換しただけでもヘトヘトになってしまうこともあるんです。
ですから、人気がないのは当然と言ったら当然かもしれません。
実際に私も”もうおむつ交換の時間か〜”なんて同僚と交わしたこともあります。
また、妊娠中つわりのでおむつ交換の時間が苦痛だったこともありました…。
皆さんの中にも、おむつ交換の時間がなければな〜って思う方も少なくないのではないでしょうか。
看護師だからおむつ交換は避けられないんじゃないの?と感じている方もいるかもしれませんね。
今回は看護師だけどおむつ交換したくない方必見です!
おむつ交換しなくてもいい職場を一緒に調べてみましょう!
看護師だけどおむつ交換したくない!みんなはどう?
それでは
- おむつ交換したくない
- おむつ交換してもいい
の両者の意見を見てみましょう。
おむつ交換はしたくない意見
看護師なんて辞めたいよ オムツ交換必要だからしても、身体痛いんだろうけど動かすなこの野郎とか叫ばれるなんて毎日だよ ほんと口悪いジジイババア嫌い 認知症だからでも罵声浴びながら仕事なんてしたくないって スルーできる人はスルーできるんだろうけどねえ
— ドナドナ (@B99403090) April 11, 2020
おむつ交換しているときに、ひどい言葉をかけられて辛い人もいます。
超絶便失禁と尿失禁がおりまして
— しょく@筋肉になりたい看護師 (@shock0923ck) September 22, 2019
めっちゃストレスやーーーー。
ほんとオムツ交換とか嫌いやねん。
不穏の人もいるし…
今日はもう十分や。
下血の人も2人ほどいるみたいだしーーー
人間だもの、できれば便や尿のお世話はしたくないと感じる時もあります。
看護師のみなさーーーーん
— じあ🍆FIRE目指す看護師 (@nurse_jia) June 22, 2024
オムツ交換は好きですかーーー?🥺
私はキライです🥺
腰がやられます🥺
おむつ交換の体勢って、やればやるほど腰がやられるんですよね。
下の世話はしてもいい意見
確かに、清拭もオムツ交換も看護師じゃなくてもできる仕事だけど、私は自分が患者に手をかけただけ綺麗になった姿を見るのが好きだった。ネグレクトも沢山いたから汚い患者いっぱいいたけど、どうにかして綺麗にしようって思った。
— ちび (@chibiconyan) December 23, 2021
自分の手で綺麗になる患者さんを見るのが好きだという人がいます。
私オムツ交換とか入浴介助とか大好きだから看護師としてずっとそのお仕事していたい
— みんみん (@VXECf3tsiRJlZ50) June 30, 2024
おむつ交換や入浴介助など清潔の介助が好きなんですね。
看護師です。
— みーちゃん (@misa150212) September 30, 2019
オムツ交換して、綺麗にオムツ当てて、ズボン履かせてあげてピンとシワ伸ばして。最後にお布団かけてあげる瞬間が好きですヽ(´▽`)/
もうちょっと早く気付いてあげたら良かったね、ごめんね。
すっきりしたね、良かったね。
汚いって思う場面なし🙆♀️
患者の人間らしさを取り戻せる処置ですね!
看護師だけどおむつ交換はしたくない!しないといけない職場は?
それではおむつ交換が必須になってくる職場はどこでしょうか。
以下の職場があげられます
- 病院
- 訪問看護
- 介護老人福祉施設
それぞれ詳しくみていきましょう!
病院
急性期〜慢性期まで、様々な疾患を扱う病院。
急性期では、手術前後は基本的におむつ着用です。
術後はカテーテル類があったり、傷にガーゼが当たっていて下着では、安全に管理ができなかったり汚染の可能性もあるためオムツ管理となります。
重症度や年齢、術後の回復具合など場合によっては看護師がおむつ交換をしなければなりません。
また慢性期では、寝たきりの患者さんも多くいるためおむつ交換の回数が多いですね。
訪問看護
家族がオムツ交換をしている場合もありますが、近年老老介護や独居老人が増加していることからおむつ交換をする家族がいない利用者も多くいます。
また、自分でトイレへ行っていたとしても失禁があったりするため、看護師がおむつ交換しないといけないことがあります。
訪問先はそれぞれ介護度も異なりますし、何より病院とは違った環境なので、各訪問先でやりやすい方法を見つけなければなりません。
病院のベッドよりも狭いベットだったり、場合によっては足の踏み場がない時だってあります。
病院よりもやりにくい環境でのおむつ交換のこともあります。
介護老人福祉施設
介護老人福祉施設とは、原則では65歳以上、そして要介護1以上。また認知症の方の入所も可とされています。
ですから必然的に、病院よりもさらに介護を必要としている方が多くいます。
介護施設ということもあり、看護師よりも介護士が多がおむつ交換に入る印象がありますが、看護師もおむつ交換を避けることはできません。
数少ない看護師だからこそ、おむつ交換時に排泄物や臀部の皮膚の状況など観察しなくてはなりせんね。
看護師だけどおむつ交換をしなくてもすむ職場はあるの?
看護師でもおむつ交換をしなくてもすむ職場はあるのでしょうか?
おむつ交換をしたくない人にとっては大切な情報です。
- 眼科クリニック
- 看護学校教員
- 企業の看護師
- 美容クリニック
- ツアーナース
がありますので詳しく見ていきましょう。
眼科クリニック
クリニック自体基本的にはオムツ交換をする機会は少ないです。
特に眼科の場合は、自分で生活する上で不都合がある場合、ADLを維持・向上するために自分の足で通う人がほとんどです。
例えば、視力の維持のための検査。目薬の処方やレンズ挿入などの手術。
手術といっても、基本的には局所麻酔だったり日帰りですから、おむつを着用して入院することはほぼなしです。
看護学校教員
基本的には学生に対して授業を行ったり、実習についていきます。
実習先でも基本的には現場の看護師の指示を受けて動きますし、学生がおむつ交換をすることになっても、必ず教員ではなく看護師が一緒につきます。
学生におむつ交換を指導する際にも、服の上からだったりするため排泄物を扱うことはほとんどありません。
企業の看護師
看護師は病院やクリニックなど医療現場以外にも働けるところがあります。
その中でも馴染みのない人が少ないのが、企業看護師。
そもそも企業看護師とは、企業に勤める人のサポートをします。
定期健康診断の補助や健康相談・指導やメンタルケア、怪我や急病。
患者ではなく、そもそも勤める方々のサポートであるためオムツ交換はありません。
介護というより、看護の面が強いですね。
美容クリニック
前述したようにクリニック自体、オムツ交換をする機会がほとんどありません。
そして美容クリニックでは、あくまでも美容のため。
通院する患者さんも若い方が非常に多いため、そもそもおむつを着用している方はほとんどいません。
ツアーナース
その名の通り、旅行に同伴してくれる看護師のことです。
ツアーナースの主な役割としては、旅行客の体調管理、怪我の応急処置、急病時の初期対応、内服の管理を任される時もあります。
旅行に行くくらいですから、基本的には自分で自分の身の回りのことが出来る人が多いです。
介護面というよりかは、怪我や急病時の初期対応となってくるため、病院でいうと救急などの役割にあたります。
よってオムツ交換をする機会はほとんどありません。
看護師だけど下の世話はしたくない!まとめ
看護師だけどおむつ交換はしたくない!っていう人も少なくないですよね。
臭いや頻回に交換、時にはシーツや衣服も取り替えなくてはならないこともありますからね。
そして、オムツ交換をするたびに抵抗する患者さんの対応。
しかし、オムツ交換をすることで排泄物から病状の把握が出来たり、皮膚状況を確認出来たりと必要な情報を獲得できる瞬間でもありますよね。
それをどんな看護師の皆さんも理解はしていると思います。
それでも看護師も人間ですから得意不得意ありますし、自分にとって1番良い環境で働くことが自分を大事にすることでもあります。
看護師だからと言って、必ずおむつ交換をしなくてはならないわけではありません。
色々な職場が看護師にはありますから、可能性は無限大ですね!
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