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看護実習でやることがない!ケアが終わって暇になった時にやること6選

看護師

みなさんはもう看護実習に行きましたか?

いざ看護実習に行くと、「あれ、今何したら良いんだろう?」なんていう瞬間が、実はあるんです。

「そうそう!」なんて頷く実習に行った人や、現役看護師もいると思います。

課題も沢山あるし、せっかく病院に行って患者さんと向き合えるのに、やる事がないってどういうこと?って思う人もいるでしょう。

もしくは、「やることないのは私だけ!?何しよう!!みんな何してるの〜!?。」なんて焦っている人もいるかもしれません。

ケアがあればいいんですが、ケアが終わって暇になるってことあるんですよね!

そこで今回は「看護実習でやることがない!」と迷った時に、是非やってほしいことを紹介しますので、是非参考にして有意義な実習にしてくださいね!

看護実習でやることがない!本当?みんなはどうなの?

実習に行った看護学生は、本当にやることがないなんてことがあるのでしょうか?

  • 看護実習でやることがない
  • 看護実習でやることがある

の両者の意見をみてみましょう!

看護実習でやることがない

ナースの私
ナースの私

看護実習で、担当患者さんが寝ていると無理に起こせないんですよね。

ナースの私
ナースの私

暇な時間が一番つらいし、時間が経たなくてつらいんですよね。

ナースの私
ナースの私

暇だと思われることは、何が何でも避けなければいけません。

看護実習やることがない
  • 患者さんが寝ていて暇
  • ケア、処置のない時間があり暇
  • 暇でトイレに行ったり、ナースステーションを歩き回ったりする

看護実習でやることがある

ナースの私
ナースの私

看護実習3時間も動きっぱなし、それも辛いですね。

ナースの私
ナースの私

看護実習ゲームする暇ないほど忙しいんですよね。

ナースの私
ナースの私

看護実習は、実習をさせていただいているので、給料なんていただけません。

看護実習やることがある
  • 3時間常に動きっぱなし
  • 忙しすぎてゲームする時間がない

看護実習でやることがない!私の場合これをした!

ナースの私
ナースの私

私は社会人から准看護師免許を取得後、正看護師の専門学校に3年通い看護師免許を取得しました。私も看護実習には何度も行って、何回か暇な経験をしたことがあります。

そして実際に、周りの学生にもいました。

同じ看護実習のチームの学生同士で、

「午後何やるの?私も一緒に見学してもいいかな」

「何やったら良いと思う…」

「やばい、先生が何かしないの?って感じでこっちみてる…」

なんて、ナースステーションの隅っこでコソコソ相談したのがとても懐かしいです。

しかし、何度かこの経験をえて自然と対策がでてきました!

そして学生同士で共有して、病院実習に慣れてきた頃には”看護実習何したら良いの”はお手のものです!

具体的にどんなものがあるか紹介していきましょう。

看護実習でやることがない!ケアが終わって暇になった時にやること6選

看護実習でやることがないと、教員や看護師からの視線も気になりますよね。

そしてなんといっても、何もやることがないのは地獄の時間です…

具体的にどんな策があるのかというと、

  • 情報収集
  • 調べ物
  • コミュニケーション
  • 環境整備
  • メンバーの手伝い
  • 記録

などがあげられますので、詳しくみてみましょう!

情報収集をする

これは鉄則ですね!

患者さんを知るためにはまず情報収集が必要になります。

患者さんと関わる前に情報をとったから、もう大丈夫なんて安心してはいけません。

カルテには医師、看護師、ソーシャルワーカー、リハビリなどさまざまな職種があらゆる視点から患者さんの情報を書き足しています。

そして検査値や薬だけでなく、患者さんの言動や日々の様子を比較することができますね。

空き時間ができたなら、一つの情報も見逃すことがないくらい隅々までカルテを見返してみましょう。

患者さんの人物像や支援してくれる家族、感情の変化や、治療に対する思いなど、コミュニケーションをとるヒントが沢山隠れています。

実習生が患者さんと関わるのは、看護師とは違って一時的な短いものです。

一時的な関わりで、その人について知らなければなりませんし、濃い時間を過ごすためには鉄則といえるのです。

情報収集をするポイント
  • 患者さんと関わる前にカルテから情報収集する
  • 医師、看護師、ソーシャルワーカー、リハビリなど多職種の記載を知る
  • 検査値を見て比較
  • 内服薬や注射、点滴薬を知る
ナースな私
ナースな私

暇な時間があれば、カルテなどをみてしっかり情報収取しましょう!

調べ物をする

患者さんとの関わりやケア、処置の見学がひと段落したら、分からなかったことをその場で調べておきましょう。

帰宅してからだと、記憶が薄れてしまうこともあります。

調べ物をしたあとに現場の看護師と答え合わせをすることで、確実な自分の知識になります!

実習はその場限りでなく、今後の実習や看護師になってからも使う知識をたくさん学ぶことができます。

ケアや処置、検査データ、薬の名前や効果、患者さんに関わる職種の役割などしっかり理解し、覚えていきましょう。

しかし、注意したいのはずっと座って調べ物をしていること。

“それって家帰ってもできるよね?”

“現場でしか出来ないこともっとあるよ?”

なんて思われてしまうこともあります。

ずーっと情報収集や、調べ物に没頭するのは良くないですから、ほかの方法のいいバランスをとりながらしてみましょう。

調べ物をするポイント
  • 実習で分からなかったことを調べる
  • 調べたら合っているか、指導者に質問する
  • 検査データや薬や注射、現在の治療に関して調べる
  • 多職種と看護師の関りについても調べる

長い時間調べ物をしていると、指導者に「何しに来たの?」と言われることもあるので注意しましょう!!

コミュニケーションをとる

患者さんがお部屋にいる際には、患者や指導者に許可をとってコミュニケーションをとりましょう。

その際に注意したいのは、自分の情報収集のためだけにならないようにすることです。

家族構成は?病気に対してどう思いますか?身体ふいてもいいですか?なんて、一方的に質問をしないようにしましょう!

あくまでも、患者さんに必要な看護を行うためのコミュニケーションです。

看護師は日々のささいな会話の中から、患者の感情や考えなどを理解しようとしています。

コミュニケーションが患者さん本人にとって気晴らしになることがありますが、反対に負担になることも忘れないようにしましょうね。

また、患者さんとのコミュニケーションがその日の学びに大きく関わるのが実習です。

患者さんにもプライベートはありますから、時間やタイミングを考えて伺うといいですね!

コミュニケーションをとるポイント
  • 患者さんや指導者に許可をとり部屋に伺う
  • 自分の聞きたいことばかりを質問しないようにする
  • 患者の負担になる場合もあることを意識する
  • 患者さんの思いや考えを理解するよう意識する
  • メンバーと情報共有する
ナースの私
ナースの私

患者さんが気持ちを伝えてくださったときには、今後の看護の方向性についてカンファレンスの議題に上がり、メンバーで話し合うことができました。

環境整備をする

看護師も比較的時間がある時は環境整備に徹します。

地味なことに見えますが、かなり大事なんです。

私は看護学生のとき、なんとなくお部屋を綺麗にしておけば過ごしやすいかな〜なんて安易な考えでした。

しかし、いざ看護師になり夜勤をしてみると…

ベット下に置いてあったスリッパにつまずいて転倒…

ナースコールにひっかかって、物を落としてしまった。それを探そうとして頭をぶつけてしまった…

椅子にかけてあった上着の裾ですべって転倒…

かなりベットサイドでの事故が多いんです。

昼夜とわず、時間がある時は患者さんが過ごしやすいように、かつ事故が起こらない部屋作りを学生のうちから研究しておくといいでしょう。

また、看護師さんに環境整備で気をつけていることを聞いてみるのもおススメです。

患者さんの状態によって、看護師が注意をはらっている点は様々なのです!

患者さんの許可があれば、リハビリで不在の時などに環境整備をすることができるので、暇を持て余す必要がないですね!

患者さんと一緒に過ごしやすい部屋作りをするのも、よいコミュニケーションになるはずですよ。

環境整備をするポイント
  • 掃除をするわけではない
  • 転倒転落しやすいものはないか注意する
    →床頭台のストッパー、ベッドのストッパー、スリッパの位置、点滴台の位置など
  • 患者さんが不在の時には、事前に許可をもらっておく
ナースの私
ナースの私

患者さんと一緒にすると、コミュニケーションも一緒にとれて一石二鳥ですね。

メンバーの手伝いをする

情報収集、調べ物、環境整備もやりつくしてしまった。

患者さんも1人の時間がほしいみたい…

患者さんが不在…

なんて時は、実習メンバーがやることに参加させてもらうのがおすすめです。

例えば、環境整備、ベットメイキングや足浴、陰部洗浄、全身清拭などですね。。

指導者に許可を取り、看護学校で実技として学んだことを、見守りのもとやらせてもらうという手もあります。

とにかく、何もせずぼーっと立っていることや永遠に椅子に座っている。。

なんてことは避けたいですから、どんどん参加する姿勢を大事にしていきましょう。

学生同士でやるからこそ、違う意見がでてカンファレンスにつながることもあります。

メンバーの手伝いをするポイント
  • 二人でできるケアを一緒にさせてもらう
  • メンバーとケア前に手順の確認をする
  • ケア後にメンバーと振り返りをする
  • メンバーと情報共有をする
ナースの私
ナースの私

ケアはやればやるほど習得できるので、積極的に参加しましょう!

記録をする

患者さんとの関わりや、看護師のシャドーウィングができないとなるとあとは記録物です。

その日の行動を振り返ったり、分からないことを抽出しておくと、その日の終わりに看護師さんに質問することができます。

それを踏まえて翌日の行動計画を早めに決めることもできますね。

実習から帰宅後にくたくたで眠たい中、体力を振り絞って立案した行動計画や振り返りは、どうしても質の低いものになりがちです。

ところが、実習中に実習モードの中で立案したものは、よりも質の良いものになる傾向があります。

記録をするポイント
  • 振り返りを記録する
  • 振り返ってみてわからなかったことを指導者に質問する
  • 翌日の行動計画を立てる
  • 行動計画を考える
ナースの私
ナースの私

実習でできることを優先的に学び、しっかり学びを得ましょう。安易に記録ばかりしないようにしましょうね。

看護実習に行くと、指導者に「何か質問ある?」って聞かれることありますよね?そんな時の対処法が気になる人は、看護実習で質問が思いつかない時どうする?怒られない対応方法は?の記事もチェックしてみてくださいね!

看護実習でやることがない!まとめ

“看護実習に来たのにやる事がなくて、とても暇〜”

と思っていても、意外とできる事があります!

最終学年になれば、自分から無理やりできる事を生み出すのも余裕になってくるでしょう。

学生のうちに色々みて、経験してみる事、そして患者さんや看護師さんから言われた一言が、案外現役看護師になって生きてくる事があります。

有意義な看護実習を送るためにも、積極的に行動しましょうね!

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